2019/03/28

最近よく言われることはマツダが値引きしなくなったということです。
これは本当なのかと言えば確かにそういう傾向があって、例えばレクサスは基本値引きなしがルールとなっているのですがそこまでいかないが以前よりは値引きは渋いというのは事実です。
それってどこまで信用できる話なのかと言えばやはり実際にマツダのディーラーに行ってみると分かると思います。
以前は大幅値引きで新車販売していたマツダですが現在では全く様子が違っているということなのですね。
※例えば4~50万円もの大幅値引きで不人気車(失礼)を何とか売っていたかつてのマツダとは違うということです。
CX-5の値引きが渋いのは本当なのか?
それでは本題ですがCX-5の値引きもとても渋いのか?と言えば実際のところはそうでもないと言えます。
2019年時点ではオプションを含む総額値引きは20~30万円の間くらいが平均的です。
ですから最近のマツダ車にしては意外と値引きされる車種になっています。
まあ普通に新車で買えば3~400万円の総額支払いになりますから値引率としては1割前後いくかいかないかという程度だと思います。
ただ金額的にはマツダ車では最も売れているCX-5が一番大きい値引き額になっています。
ですから安いは安いんじゃないですかね、という感じです。
コンパクトカーは一様に渋い
マツダ車で値引きが渋いのはコンパクトカーですね。
デミオやCX-3などは基本的には10万円くらいの値引きと言われています。
交渉次第ではそれ以上の値引き額が取れるということですが基本的には渋いのが通例です。
CX-3なんていうのはモデル末期じゃないかとよく言われていますがそれでも渋いまま、デミオもそうですね。
あとはアクセラですね。こちらは新型のMazda3にモデルチェンジ中ですがオーダーストップ後の在庫車がやっと値引きが30万円程度になったのですが、それ以前はずっと渋いままでした。
200万円台の車種はマツダでは渋いですね。これは安い車種は利益額が小さいので値引きが大きくできないということが原因に思えます。
マツダでは今生産していないのですが軽自動車なんかは値引きは10万円もいけば良い方だと言われます。軽自動車人気で値引きしなくても売れるということもあるのですが。
反対にCX-5は高い価格で利益額も大きく更に多く売れている車種なので、値引き額も大きくできるということが言えるでしょう。
CX-5の値引きを引き出す方法とは?
具体的にCX-5の値引きを引き出す方法とはどんなものがあるのか?が気になりますよね。
これは一番カンタンな方法としては他車種を引き合いに出すことです。
CX-5のライバル車は他メーカーに多くあります。
・トヨタRAV4、ハリアー
・日産エクストレイル
・ホンダCR-V
・スバルフォレスター
こういったSUVをあなたも知っているはずです。むしろどれにするか迷っているという方も多いでしょう。
例えばこれらの車種でCX-5と対抗させる場合は値引きが引き出せると言えます。ただマツダのディーラーに行き、CX-5が欲しいと見積もりを出しても簡単には20~30万円もの値引きは引き出せません。
今なんかは「新型のトヨタRAV4と迷っている、(ただ決定打がないので)値引きが大きければこちらに決めたい」というようなニュアンスで攻めると攻略しやすいでしょう。実際にトヨタRAV4と迷いますし、またあちらは新型なので値引きはCX-5の方が大きくなりますよね。
しかしディーラーとしてはRAV4は新型でしかもトヨタですし脅威に感じることでしょう。
向こうにお客さんを取られそうという気持ちになりがちです。天下のトヨタの新型SUVですから売れない筈がありません。いかにマツダがCX-5が売れていて自信があるとは言え、大きく値引きでもしないとこちらを買ってくれないという思惑になりますよね。私がディーラーの営業マンだったとしても絶対にそう思います。
そういった駆け引きが必要になってくるので値引きを勝ち取るのは意外と難しいかもしれません。慣れている人にとっては営業マンと対等にやり合うことは可能なのですが、慣れていない人だと向こうのペースになりがちでしょう。
それでも頑張って交渉してみると対向車があれば必ず普段よりも値引きが大きくなると言えますので諦めずに交渉してみるのが良いと思います。