2019/03/28

CX-5の最上級グレードは以前まではLパッケージというグレードでした。
こちらは革シートが付いているグレードで最近のマツダの場合は革シートはオプションとしてあるわけではありません。最上級グレードにしか付かないというグレード構成になっています。
しかしLパッケージよりも高いグレードが登場しました。それはExclusive Mode(エクスクルーシブモード)です。
これはLパッケージとどう違うのかを以下より説明していきます。
エクスクルーシブモードも革シートです
エクスクルーシブモードはいまのところ特別仕様車扱いとなっています。
Lパッケージとの違いは革シートの質感が更に高まるということになります。
エクスクルーシブモードの革シートはナッパレザーという最高級のレザーシートを使っていてまさに高級車と同じようなシートになっています。Lパッケージの革シートが駄目というわけではないのですが、エクスクルーシブモードの革シートはそれ以上のものとなっています。
そこが最大の違いと言えそうです。
車体価格の差は324,000円です。30万円も違いがあるのでかなり思い切ったグレードだと思います。しかし国産車でナッパレザーを使った車といえばレクサスくらししか思い当たりませんので、逆に言えば400万円以下の車に付いてるなんてお得じゃないかとも言えなくもありません。
実際のところ他車比較するとCX-5は装備の割に安いです。
その他の違いについて
その他にも装備が違います。エクスクルーシブモードの方が標準装備が多いです。箇条書きでいきますね。
・225/55R19タイヤ&19インチアルミホイール(高輝度ダーク塗装)※Lパケなどとデザインが違う19インチ
・ナッパレザー※色は茶系のみ、白はない
・天井が黒色※エクスクルーシブだけ、他は白
・IRカットガラス
・Boseサウンドシステム+10スピーカー※他グレードはセットオプション
・CD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー※他グレードはセットオプション
・360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー※他グレードはセットオプション
・ルームランプ類が全てLED※他グレードはDオプション
以上のようなものが他には標準装備になっていません。
ナッパレザーと天井黒とIRカットガラなどは他のグレードではオプションではないものです。
その他はグレードによってはオプションで付きますが、エクスクルーシブモードでは標準装備です。言ってみればメーカーオプションがほぼフルオプション状態になっているのがエクスクルーシブモードということになります。
それを考慮すると30万円高いのも頷けるでしょう。Lパケにフルオプションならエクスクルーシブモードを買った方が良いと思います。またこの他にもインテリアの素材が違ったり細かく差別化されている部分があるので高級感が増します。
エクスクルーシブモードのメーカーオプション
・i-ELOOP
・電動スライドガラスサンルーフ(チルトアップ機構付)
この2つだけがエクスクルーシブモードにメーカーオプションとして設定されています。AT車のみとなっています。
i-ELOOPに関してはリンク先で確認してほしいですが燃費が多少良くなるというシステムですね。次にサンルーフはその言葉どおりで上にガラス窓が付きます。なぜサンルーフがMT車には付けられないのかは不明ですがなぜかオプション設定はないです。
エクスクルーシブモードは誰向け?
エクスクルーシブモードは確かに高いですが、一番のポイントはナッパレザーシート+天井が黒+Boseサウンドシステム+360°ビュー・モニターなどが標準装備で付いていることでしょう。他のグレードには付けたくても付けられない装備が付いているということも魅力で満足感は高いです。
ただ外観からは判断できないので自分の満足感だけになるのが唯一のネックかもしれません。
アルミホイールがエクスクルーシブモードだけ差別化されていて分かる人には分かるでしょうが普通は気付かないかもしれませんね。
ただ自動車にこる人自体が自己満足なので自分が良ければそれで良いのではないかと思いますね。。